企業とユーザーが融け合うコミュニティサクセスプラットフォーム「commmune（コミューン）」と、顧客の見える化と効率的な支援活動を実現するカスタマーマネジメントツール「SuccessHub（サクセスハブ）」を提供するコミューン株式会社は、弁護士法人Global HR Strategyが提供する外国人雇用に関連する法改正やセミナー情報、ナレッジ等を共有し合うコミュニティ「外国人雇用の法務部クラウド」にcommmuneが導入されたことをお知らせいたします。

弁護士法人Global HR Strategyとは
東南アジア・南アジアを中心とした諸外国と日本との間の人の国際移動を円滑に行うための一切の手続を行っています。外国人雇用の入管業務を含む企業法務を中心に、労務、戦略、コンサルティングから、研究調査やメディア運営等のサービスを提供しています。
https://www.ghrs.law/

コミュニティ「外国人雇用の法務部クラウド」とは
外国人雇用に関する情報提供を目的としたオンラインコミュニティで、弁護士法人Global HR Strategyと顧問契約を結んでいるクライアント向けに提供されています。今後も外国人労働者の増加が見込まれる中、変化が早く手続きも複雑である日本の外国人雇用制度において、日頃から法的なリスクを最小限に抑えながら適切な雇用手続きを行うことで、業務の効率化や正確性の向上に寄与します。外国人雇用に関連する法改正の解説動画や資料の配信、法令改正情報の速報、セミナー情報や実務上の参考資料のダウンロードや専門家への相談など、ナレッジ共有の場としても活用いただいています。

ご担当者様の声
弁護士法人Global HR Strategy・社会保険労務士法人外国人雇用総合研究所
代表社員（弁護士・社会保険労務士）　杉田昌平

なぜ今コミュニティなのか

• “フロー”型の士業のビジネスモデルの変革

  私たちがcommmuneを導入する意思決定をした背景には「士業のビジネスモデルの再構築」があります。
  士業は、弁護士・公認会計士・税理士・司法書士・社会保険労務士・行政書士等、資格によって業務は異なりますが、常に何らかの事件や案件を取り扱っています。そして、この事件や案件の中で、クライアントが最良の結果を得られるように専門的な知識を総動員して助言や、ときに仕事を代理（代行）します。
  ここでクライアントに提供する情報は有益なものも多い（と信じたい）ですが、この情報は“フロー”であり、常に流れていってしまいます。

  また、士業が行うセミナーも多くはアーカイブ化されておらず“フロー”の情報として流れていってしまいます。

  私たちは、この専門的な情報が“フロー”の流れの中で唯々流れていってしまう状態をなんとかできないものかと考えていました。

• 「顧問」というビジネスモデルをクライアント視点から再構築

  こういったフローのビジネスモデルの中で「顧問」という毎月一定額を頂戴するビジネスモデルはストック型のビジネスモデルであり、多くの士業は顧問の獲得を良いことだと考えますし、顧問先が増えてほしいと思っているように感じます。

  しかし、この「顧問」サービスも提供する価値が“フロー”の専門的な知見や代理（代行）のままだと、フローの価値提供とストック型の対価の支払いがマッチしない場面が出てきます。端的に言ってしまえば、クライアントが何も聞いてこなくて何も依頼してこない方が士業側の利益率は高くなってしまうわけです。 このサービスとしての価値の提供が“フロー”型であり、対価の支払いが“ストック”型であるというミスマッチを解消した1つの形がタイムチャージ制だと思います。すなわち、対価の支払いを月額制による“ストック”型から弁護士の稼働時間に時間単価をかけた“フロー”型の報酬体系にしたモデルです。

  しかし、タイムチャージ制は金額が高額になりやすく、これからビジネスを構築していく場面や、よりビジネスのフローの中で法律の専門家がコミットすることが求められる外国人雇用分野では、導入を躊躇するクライアントも多くいるように感じました。

  そこで、戴く対価を“ストック”型とするのであれば、提供する価値も“ストック”型、すなわち、フローの情報ではなくアーカイブ型の情報やサービスの提供をすることで、サービスと対価の形を一致させるモデルの構築が求められます。 このような背景から私たちが構築したのが会員制クライアントポータル「外国人雇用の法務部クラウド」です。

  「外国人雇用の法務部クラウド」で実現したい変革をまとめると次のとおりです。

  

• 専門的な情報のアーカイブ化×コミュニティ×カスタマーサクセス

  専門的な情報をアーカイブ化でご提供しようとするとデータベース化や書式集・Q＆Aのご提供といった静的なコンテンツをご提供することも考えられます。

  もちろんそういったコンテンツも重要ですし、「外国人雇用の法務部クラウド」でもそういったコンテンツを含んでいます。

  しかし、クライアントの方々が、わざわざ私たちとご契約いただき、そして、「外国人雇用の法務部クラウド」をご覧戴ける理由はどこにあるかと考えたとき、そこに単に情報がアーカイブ化されているからではなく、その情報の集合体に一定の連帯的な意思が必要であり、同時に、意思があるように感じました。

  私たち弁護士法人Global HR Strategyでは、MISSIONに「Beyond Borders with Compliance　国境を越えるという全ての挑戦を、法が支える世界を目指して」を掲げています。

外国人雇用の現場では、法令を遵守して心から外国人の活躍を望む法人・個人から、残念ながら遵法意識が高くない法人・個人まで様々なステークホルダーがいます。その中で、私たちとご契約戴けるクライアントは「法令遵守と外国人（※）の活躍促進」を希求しています。　

そういったグローバルな人事のフロンティアを進むクライアントと私たちは、連帯感といいますか、価値観の共有があるように感じます。

そして、そういった価値観の共有があるからこそ、私たちは、私たちのサービスをよりクライアントに活用いただきたいと思いますし、価値観を共有する“仲間”であるから、よりクライアントのお役に立ちたいと感じます。
私たちは単なる情報のアーカイブ化や体系化ではなく、こういった共有している価値観を中核に情報をアーカイブ化したいと考えるようになり、共通する価値観を中核にしたコミュニティベースの専門知識のアーカイブ化・体系化を行いたいと考えました。

このような「専門的な情報のアーカイブ化×コミュニティ×カスタマーサクセス」を行いたいと考えた私たちがたどり着いたツールが「commmune」です。

なぜコミューンなのか

• commmuneである必然性

  「専門的な情報のアーカイブ化×コミュニティ×カスタマーサクセス」の中核をテクノロジーで支えて戴いているcommmuneは、私たちの「外国人雇用の法務部クラウド」の構築には不可欠なツールでした。

  技術的に発信できる情報（セミナーの資料や動画等）が多様であることやITの専門家がいない組織でも安定的に運用ができるといったことは重要でした。

  しかし、それよりも重要だったのは「コミュニティ」ベースの「カスタマーサクセス」のツールだったことです。

  情報をアーカイブ化しても、活用されなければ、それはストック型の価値をクライアントに提供していることにはなりません。アーカイブ化した情報を活用して戴いてはじめてValueが出ます。

  そういった意味で「コミュニティ」の活性化及び「カスタマーサクセス」ツールとして設計されたcommmuneは、まさに私たちが求めているものでした。

コミュニティのこれから

• コミュニティの今後の展望、目指している世界

  「専門的な情報のアーカイブ化×コミュニティ×カスタマーサクセス」をより促進していきたいと考えています。

  例えば、外国人雇用の専門的な契約書の書式×動画解説であったり、Eラーイング等、よりクライアントのニーズが高い情報のアーカイブ化・体系化を促進し、コンテンツのレイヤー化とあわせてコミュニティのレイヤー化を行い、ライトなユーザー層からヘビーなユーザー層まで、それぞれ満足と納得感をご提供できるようにしていきたいと考えています。

  そういったコミュニティの形成を通じて「Beyond Borders with Compliance　国境を越えるという全ての挑戦を、法が支える世界を目指して」というMISSIONを実現できれば望外の喜びです。

  ※「外国人」の活躍だけを考えているわけではない点は、念のため、補足的に付言させてください。

■「commmune（コミューン）」について
「commmune」は、コミューン株式会社が提供するコミュニティサクセスプラットフォームです。自社に最適なコミュニティをノーコードで簡単に構築・運用でき、顧客・ユーザーコミュニケーションのワンストップ化が可能です。コミュニティを通して、課題解決・利用度向上・ファン増加を促し、企業の継続的な売上向上を実現します。

■「SuccessHub（サクセスハブ）」について
「SuccessHub」は、コミューン株式会社が提供する顧客の見える化と効率的な支援活動を実現するカスタマーマネジメントツールです。お客様の利用状況や健康状態を一元管理し、状況に合わせた個別最適なアクションを一気通貫で実現します。

■コミューン株式会社　会社概要
企業名：コミューン株式会社
代表者 : 代表取締役CEO 高田優哉
設立：2018年5月10日
事業内容：コミュニティサクセスプラットフォーム「commmune」、効率的なカスタマーサクセスを実現するアクション基盤「SuccessHub」の運営
所在地：〒141-0031 東京都品川区西五反田4‐31‐18 目黒テクノビル2F
HP：https://commmune.jp

〈お問い合わせ〉
コミューン株式会社　広報担当：兼田　pr@commmune.jp